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生活にゆとりとアートを・手作りによるライフスタイルを提案。

いろんなCraft

今、Design Studio GOODMOONが注目している、糸を使った布たち・Hand Craft です。

アルメニアンレース

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アルメニアンレース

アルメニアンレースの起源は少なくとも、2000年前にさかのぼるとされている。

 主なデザインは、その頃の建築や絨毯のモチーフを取り上げたり、動植物や太陽をモチーフとしたものであった。

 衣服だけでなく、髪飾りとしても作られていて、とても華やかなものであったため、花嫁衣裳にも用いられていた。

 アルメニアンレースは針と糸だけで作られることから、ヨーロッパのレースとは区別されている。

 平面だけでなく、立体的な形にすることができ、ときには馬の毛やワイヤーなどを入れて作ったり、ビーズを入れて装飾したりもした。

 それぞれの年代、地域で個性的に発展していった。
 特に、色を使ったフォークロア調のものが多く広がることになり、残念なことに、伝統的な繊細なデザイン・技法は、作ることが少なくなってきている。
    参考文献:「ARMENIAN LACE」Nouvart Tashjian著、訳・ゆさあきこ)


スプラング

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スプラング

両端を固定したタテ糸を、絡めたり交差させることでできあがっていく。

 一番古いものは、BC1400年頃に作られたと思われるヘアーネットが、デンマークの湖沼地方で見つかっている。BC300〜AC500年頃の古代ペルー、ナスカ期の出土品には、スプラングの精巧なものが多く出土している。

 コプト染織として、4〜7世紀にもっとも発達した。

 1880年以降、エジプト各地から、頭巾や裂が多く発見されている。

 20世紀初めまでは、南北アメリカ・ヨーロッパ各地・中近東などで使われていたが、現在ではメキシコ・コロンビア・北欧・トルコなどの一部の地域で簡単な技法のみが残されている。

 (参考文献:「染織α・スプラングの技法」相原千恵子著、「世界織物文化図鑑」、「THE TECHNIQUES OF SPRANG1974」)

マクラメ

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マクラメ

8世紀以降のムーア人の侵攻、11〜13世紀の十字軍によってスペインに伝わった。

 中世のアッシリア人の衣服や、ラクダの鞍布のフサ飾りなどにも利用されていたことが分かっている。

 17世紀に入り、ギリシャ地方を経て、アラビアで技術が発達し、広まった。

 アラビアレースとかアラビアンノッチドフリンジとも呼ばれている。

 ヨーロッパ各地にも広がり、東洋でも中国、韓国の古美術の中に、フサ飾りや袋物がある。

 日本にはどこから入ってきたかは不明だが、正倉院の御物や鎧、茶道の道具、馬の鞍、僧侶の袈裟、相撲の化粧まわしなどにみられる。
( 参考文献:「まくらめ編み」マコー社、「楽しいマクラメ」日本ヴォーグ社、「世界織物文化図鑑」))


     

ヒーダボーレース

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ヒーダボーレース

ヒーダボーレース(Hedebo)とは、デンマークのコペンハーゲン南西ヒーダボー(ヒースの家)と呼ばれた三角地域で作られた、ホワイトワーク数種類の技法の総称。

 18世紀中ごろから19世紀終わりにかけて、作られ、デンマークを代表する技法。ヒーダボー地域での制作が衰退すると、20世紀に王立芸大の教授らが中心となり、ヒーダボーワーク振興会が設立された。

 初期のもの以外、土台ぬ布の一部を抜いて透かし模様を作るのが、基本の技法。比較的太い糸で作っていく。

 模様は、ルネサンスの強く受けており、幾何学模様、対照的な人物像、動物像、植物模様などが多く使われている。

 時代により、技法は変化していき、”カウントワーク、カットワーク、ドロンワーク、ニードルレースなどの技法が組み合わされており、ヒーダボーリングは、ヒーダボーレースにおいて、最も特徴的な技法で、ヒーダボースティックを用いて、作られる。
    参考文献:「デンマークのホワイトワーク・HEDEBO」文化出版局、Wikipedia